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ふざけた企画のようで奥は深い:歴史Web―日本史の重大事件がホームページになった [歴史]


歴史Web―日本史の重大事件がホームページになった!

歴史Web―日本史の重大事件がホームページになった!

  • 作者: 藤井 青銅
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 単行本



404 blog not foundさん
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50993796.html
情報考学さん
http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/05/web-7.html
でオススメされて居たので、読んでみた。

一見ふざけた企画なのだが、実は細部まで練りこまれていて、奥が深い面もある。

本書で触れられているのは、邪馬台国から大政奉還までの日本史。
ふざけたつくりになってはいるが、意外と奥が深い面もあるというのが正直な感想だ。

さっさと読めば30~40分でで読了してしまう程度の分量なのだが、1時間で読んでしまってはもったいない。隅から隅までじっくりと目を通して読めば「ニヤリ」としてしまうところがある。
私のオススメの読み方は以下の二つ。

・yahooに似せた各時代のニュースページを通史で読む。
海外ネタが中国・朝鮮ばかりの古代から、戦国時代になると一気に西洋諸国とかかわりが出てきて、江戸時代末期になると、海外ネタが多くなってくるように、通史で比べてみるとよくわかることが多くある。文化がだんだん拡大してくることが分かるのもその一つ。

・各ページのリンクに注目する。
各ページの「ニヤリ」とさせられるのは、リンクページに多く存在する。
ここに注目していると、本当に時間を忘れて楽しむことが出来る。

また、歴史には個々の歴史観が付きまとうが、本書はなるべく中立的に書こうとしたことがうかがえる。ちょっと「庶民」を強調した左派的感覚が目に付くところがあるが、極左と言うほど偏ってはおらず、面白い読み物として許容範囲である。

私が気になった箇所の例
・科挙の制度が日本で取り入れられなかったことに対して、「生まれつきの家柄がいい人が出世する」と否定的な表現がある。
→古代ではともかく、近世に入ると、科挙に縛られない実学重視の人材登用制度は日本に確実にプラスに働いていると想う。
・田沼意次にたいして賄賂が強調されている。
→教科書と共通した問題点として、経済の動向に無頓着。経済面に着目して(日経平均に似せたグラフをつける等)、評価する意見があってもよいのに。

もしかして、教科書的な歴史観を基にしているのかな?とも思う。高校を卒業して10年以上立つ私の記憶では判別つかないが。

大笑いする本ではないが、「ニヤリ」とする笑いならぴったり。
中学を卒業して、歴史を一通り学んだ人なら十分に楽しめる一冊である。

☆☆☆★(☆三つ半)

この本を読んだ時には、この漫画に近い笑いだと思った。

それはエノキダ 1 (1)

それはエノキダ 1 (1)

  • 作者: 須賀原 洋行
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1999/02
  • メディア: コミック









他のブログの反応はこちら等。
この企画をほめている人が多いのですが、注目している時代・人物は意外とバラバラ。そのことからも、どのページもかなりのクオリティであることが分かる。
http://wadainohon.seesaa.net/article/99428813.html
http://dokushoeiga.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/web_548d.html
http://blog.goo.ne.jp/wingnet2119001/e/bed05a997aea2c18912dd70dc6dad72d
http://www.tajima-sho.com/blog/2008/05/post_504.html
http://blog.goo.ne.jp/miyupiyo/e/24062a58113994d793ff18e93e522902
http://d.hatena.ne.jp/pyon3/20080508



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