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身につまされる正論満載:上司につける薬!――マネジメント入門 [自己啓発]


上司につける薬!――マネジメント入門 (講談社現代新書)

上司につける薬!――マネジメント入門 (講談社現代新書)

  • 作者: 高城 幸司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/09/20
  • メディア: 新書



上司は思いつきでものを言う」とセットで借りたのが本書だが、出来は天と地ほどの差がある。
本書は現実をしっかり把握した上での正論によって構成されており、すごく身につまされる思いになるのだが、内容としては非常に役立つ内容になっている。

【目次】
第1章 マネジメント力とはなにか
(GMは「グループマネジャー」から「ゼネラルマネジャー」へ 「今の会社で出世したい」派へ ほか)
第2章 実践(1)冷静と情熱のサジ加減―社内外のトラブルをさばく
(技術1・判断する 技術2・叱る ほか)
第3章 実践(2)「想像」と「創造」―日々の組織構築
(技術4・心躍らせる 技術5・伝える ほか)
第4章 人を動かすか、人に動かされるか
(本当のチャンスを見逃すな! 好きなことを仕事にしたい!という願いについて ほか)
第5章 経営メンバーという選択肢
(いい大人が一万円で落ち込む現実 経営メンバーの役割 ほか)


目次からは明確ではないが、私の読み取りでは、本書は大きく分けて二つのパートに分かれると思われた。
一つは、マネジメント力の重要性を主張するパート。
ハイリスク・ハイリターンの起業とローリスク・ローリターンの一生従業員が従来の姿。ただし、従業員は昔ほどローリスクでは無くなっている。そこで、筆者はミドルリスク・ミドルリターンとして経営メンバーを目指すことを主張する。そのためにマネジメントの重要性を説いている。

二つ目は、実際にマネジメントを行うに当たっての秘訣・実例集。「判断する」、「叱る」、「任せる」、「心躍らせる」、「伝える」、「信頼される」の6つの事柄について書かれている。
しかも、筆者はリクルートで「アントレ 2008年 10月号 [雑誌]」を創刊し、事業部長まで務めた経歴の持ち主なので、現実をきちんと把握しており、机上の空論ではないのがすばらしい。
もちろん、机上の空論ではないとはいえ、実際にこの本の通りマネジメントするのは非常に難しいのだが……。

私は76年生まれで現在32歳。このぐらいの年齢層なら二つのパート両方が役に立つはずだ。もう少し上の世代で、現在管理職の人はマネジメントの重要性についてはもうちょっと早く知りたかったと後悔するだけかもしれない。二つ目のマネジメントの秘訣はそれでも十分役に立つのだが。

これからのサラリーマン人生のあり方を考えるきっかけになるいい一冊である。


ちなみに、私はサラリーマンでありながら、役所(中央官庁)に出向していたことがある。
そのときに個人的に思ったのは、平均すると官庁の公務員は若手はおそらく民間の若手社員よりもパフォーマンスが高い。ただ、マネジメント層(課長、局長級)が役所は圧倒的に劣っている。
筆者は民間でもマネジメント力の足りない管理職が多いと言うが、役所はおそらくその平均のはるか下だ。特に「判断する」ことがほとんど行われておらず、「任せる」のではなく丸投げされる。公務員にもマネジメント力を高めるための工夫がほしいものだ。

☆☆☆☆(☆四つ)

他のBlogの反応はこちら等。
http://blog.goo.ne.jp/suke03_tam24/e/587ff2d682c66fde08ba3dac502225e6
http://blog.livedoor.jp/touch3442/archives/52029557.html
http://blog.goo.ne.jp/seiran-kai/e/a2e496cff78a6d0b85e0d0b4ca0b5eae
http://plaza.rakuten.co.jp/kentoman1007/diary/200701270002

皆さんわかりやすいと言うことで、高い評価を与えています。
確かに本書は簡単でわかりやすい。簡単に読めるのでとりあえず手に取ってみる価値はあると思います。より深い内容を紹介する書籍が書かれていれば、なおよかったとも思いますが。







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コメント 4

けんとまん

トラバありがとうございます。
この手の本を読んで思うのは、実践することの難しさです。
もちろん難易度はありますが、まさしくPDCAですね。
特にCAだと、いつも思います。
最初のPDは結構でしたりするのですが、そのあとが課題です。

想像と創造という言葉が記憶に残りますが、創造も想像からはじまると思っています。
それも、ちょっとした想像。
気づかい・気配りみたいなところからでしょうか。
by けんとまん (2008-11-11 04:36) 

book-sk

>けんとまんさん
コメントありがとうございます。

難易度は高いですよね。
私も仕事の中で(管理職じゃないですが)PDCAを意識して、やって行こうと気持ちを引き締めました。
仕事についての意識を高めるのが、この手の本の効果だと思っています。
by book-sk (2008-11-12 22:50) 

touch3442

初めまして。

本書にTBをいただいたtouch3442と申します。

ぼくの勤務先は中小企業であるため、本書で書かれたような「経営メンバー」のようなポジションは存在しません。
ただ、せめて志だけは、高く持って仕事をしなければならないと痛感した次第です。

上記のコメントにもありますように、「痛感」はするのですが、いざ「実践」となると難しいですね。

TBさせていただきます。
by touch3442 (2008-11-18 08:58) 

book-sk

>touch3442さん
コメントありがとうございます。

中小企業でも「経営メンバー」はあるのでは??
社長とか取締役がそれに該当すると思います。
親会社からの天下りとか、創業者で経営メンバーが占められているようなケースもあるのかもしれませんが。

それはともかく、本書の実践は難しいですよね。
ちょっとでもできる様にこつこつ進むだけです。
by book-sk (2008-11-19 22:59) 

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