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中川昭一元財務相の”自殺” [opinion]

産経新聞より
中川氏死去 行政解剖でも死因不詳、病理検査へ
警視庁によると、死亡した中川昭一元財務相(56)の行政解剖の結果、死因は不詳だった。警視庁では病理検査を実施し、詳しく死因を調べる。


中川元財務相の死因が不明らしい。

おそらく陰謀説なんかも飛び交うだろうけど、そういうのは事情通(笑)にまかせるとして、普通に考えれば自殺の発表をためらう理由もあまりなさそうなので医学的には自殺ではなく、病死(又は事故死)なのだろう

でも、この人の死因を「病死」としてしまって良いのだろうか?

中川元財務相はご存じの通り、G8の会見で酩酊した会見が有名で、アル中だったとも言われている。
私にはアル中だったかどうかは知るすべはないが、少なくとも、世界的に重要な会見に大量のアルコールを摂取して臨もうとするのだから、普通の精神状態でなかったことは確実だ。

そして、アル中の噂が出るぐらい、大量のアルコールを日常的に摂取していたのも事実なのだろう。

つまり、中川元財務相は精神的に追い詰められて、大量のアルコールを採る習慣があったことになる。
じゃあ、そんな習慣が健康を蝕むことを知らなかったのだろうか?
そんなはずはない。このご時世に大量のアルコールが健康に良くないことは馬鹿じゃない限り知っている。
この人も馬鹿ではなく、東大→興銀のエリートコースを歩んできた人なので、アルコールの害ぐらいは当然知っていたはずだ。

それでもG8で失敗する程になるまでアルコールを止めなかった(「やめることは出来なかった」と言うのが正確かも)。
おそらく本人は、いつか体をこわすことは承知していたのだろう。
それでも飲酒を止めなかったことは、もはや「自殺」と言うべきではないだろうか

今回は有名人だったこともあり、マスコミも色々騒いでいる。
しかし、世の中には同じように死ぬとわかっていてもアルコールを止めることが出来ない人、その上で、自殺ではなく体をこわして死ぬ人はいっぱいいるのだろう。

自殺者年間3万人という数字は有名で、世界的に見ても多数の自殺を食い止めるのはもはや国家的課題になっている。しかし、覚悟の上で自殺的な行為を続けた上で体をこわして死ぬ人を入れると年間3万人ではとどまらないはずだ


私も働いていて、いつ追い詰められた立場になるかという恐怖は常に持っている。
そういう意味では一刻も早く、国の政策・企業の風土・国民の意識といったものを早く変えて、自殺するまで立場にとどまることはないという認識を国民のスタンダードにしてほしい。

その意味では、今回無くなった中川元財務相の盟友とも言われていた安倍元総理大臣のケースはそうした自殺予防の言い見本になるはずだ。





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