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パターナリズムとカジノ合法化 [opinion]

はてなブックマークを見てると、カジノについての話題が盛り上がっている。


個人的にはカジノはさっさと合法化して、国の厳格な管理下で認めるべきだと思っている。

反対派の主張は
1.暴力団の資金源になる可能性が高い
2.賭博への障壁が下がり、賭博で生活を破綻させる人が出る可能性が高い
と言ったところだろうけど、どっちも説得力がない。


1.については、賭博が明確に合理化されていないが故に暴力団が関与する可能性が出てくるのだ。
合法化して、警察の利権になってしまえば暴力団の関与できる部分は微々たるものになってしまう。
パチンコはともかく、フリー麻雀荘などはグレーゾーン(と言うか、違法寄り)の業種であるが故に、暴力団にみかじめ料を求められたら断れないだろう。

売春でも薬物でも同じだけど、暴力団が大きな資金源に出来るのは、違法で競争相手がいない上に警察という税金で準備された安全装置を使えないから。合法化して、もめ事を警察に相談できるようになれば、暴力団の資金源にはならなくなる。

2.についてはさんざん言われているように、今の日本でカジノだけ規制する意味はほとんど無い。
メジャーな中央競馬は土日だけの開催だけど、地方競馬・競輪・競艇・オートレース等の公営競技は、ほぼ毎日日本のどこかで開催されていると言っていい。
そのほかにも、パチンコは日本全国どこででも毎日営業しているし、麻雀荘も探すのは難しくない。
さらに、パソコンを使えば、FX・株式の信用取引と言った、ギャンブルに利用できるツールを使うことも出来る。

もっと言うなら、賭博で無茶なお金の使い方をするのと、借金して身の丈に合わない買い物をする(不動産・ブランド品・アルコールなど)ことの間にたいした差はない。

これでカジノだけを賭博破産防止の観点から規制するのは筋が悪すぎるだろう。

そして、この禁止理由に対して、私がなにより気にくわないのは
「国が規制しないと、賭博で身持ちを崩したり、勤労の微風を損なう事態が発生する」
と言う、国が守ってやらないと国民はまともに行動できないと言う思想。
国民はバカじゃないし、自分のことは自分で決められるはずだ。


次に、この問題については、カジノを合法化するときに”特区”と言うやり方が良いかどうかで問題にしている人もいるが、それはあんまり大きな問題では無い気がする。
合法化するのなら、後は法律とか条令でパチンコ屋の営業区域を決めるのと同程度の問題だ。
オフィス街や住宅街のど真ん中にあったら困るだろうからそれを規制するのと問題の程度は同じだろう。

パチンコ屋のたとえが悪ければ、先端医療の重粒子線治療が可能な施設と並べて考えてみればいい。
最初の一件をどこで実験するかという意味での”特区”は有りで、うまくいったら後は全国で出来るようにすればいい。うまくいって儲かるものなら、規制しようとしても、全国からの圧力で解放せざるを得なくなるんじゃないかな?


最後に蛇足になるが、カジノを合法化したらパチンコはどうなるか?
私は意外と生き残るような気がしている。
ハッキリと調べた訳じゃないけど、日本人には自分の意志・選択で勝ちに行く要素のあるギャンブルは不人気なように思えるのだ。

海外のカジノで日本人を見ている限り、ポーカーのように技術的に”難しそう”な種目は人気が出そうにないし、ブラックジャックでもまだ敷居が高いように見える。
ルーレットやバカラだと、技術の介入の余地はないけど、配当計算や賭け方で複雑さは残っている。

そうするとスロット・パチンコのように、ゲームとしては単純すぎて面白くないけど、それが故に誰にでも出来る種目が結局人気種目になりそうに思うのだが……。


(この記事を書くに当たって読んだエントリ)
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51545955.html
http://agora-web.jp/archives/1118038.html
http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/2010/11/post-bafe.html

うまく本文中に盛り込めなかったけど、カジノ合法化の主なメリットとしては以下のものがあると思っています。
・観光、雇用にプラス
・税収アップ
・イカサマの根絶
・ギャンブルから未成年者の排除
どう考えても、プラスの方が大きそうなんだけどなぁ……。





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