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親の常識は私たちの非常識:預けたお金が問題だった。-マネックス松本大が変えたかったこと [投資・マネー]


預けたお金が問題だった。-マネックス松本大が変えたかったこと

預けたお金が問題だった。-マネックス松本大が変えたかったこと

  • 作者: 上阪 徹
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2011/01/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



マネックス証券の創設者、松本大のインタビューをまとめた一冊。
ポジショントークの部分が大きいのだろうけど、日本の金融の歪みについて熱く語られている。

【目次】
プロローグ 「自分の頭で考える」ということ
第1章 素朴な疑問から始まった―日本のお金はおかしくないか
第2章 お金の流れがおかしい その原因を考える―なぜ、預貯金中心の金融になったのか
第3章 誰のための金融?―日本では個人のお金
は虐げられている? 第4章 日本にも危機感はあった―金融自由化をビジネスチャンスに
第5章 自分たちの手で新しい金融機関をつくる―オンライン証券の創業という実験
第6章 投資家は増えた でも、いびつな構造は変わらない―日本とあなたの生活はどうなる?
第7章 それでもあるべき姿に向かう―日本のお金の流れを変えるために
エピローグ 今、若い人に求められていること


今の日本人で、必要性はともかく、公共事業の非効率性を疑う人は少ないはず。
では、なぜゆえに非効率な公共事業は続けられているのか?
それは、国民がリスクを嫌って預貯金にお金を積み上げているので、それらが国債購入に向かい、結果として公共事業の原資が潤沢になっているのだ。

この預貯金→銀行・郵便局・農協による国債購入→公共事業というお金の流れが国民の意志から離れているという歪みの指摘は本書以外にも、「ゴミ投資家のための人生設計入門 [借金編]」で橘玲が触れていたし、さほど珍しいものではない。

ただ、橘玲は歪んでいるし、リスクはあるけど、最終的には個人の判断として割り切っているのに対し、松本大は起業家だけあって、自分でその状況を変えようとしている。
(少し知識のある人は)だれでも気づいている理不尽に、真っ向から挑んだ人のインタビュー。
そう考えると、本書で書かれている熱い思いが、身近な事として感じられる。

投資や資産形成に直接関わる本ではないのだが、多数派が間違っていることの指摘と、変え用のない現状という、日本人なら知っておいたほうがいい内容がてんこ盛り。
特に政治家や官僚を目指す人にはぜひとも読んで欲しい一冊だ。

☆☆☆☆(☆4つ)

本書を読むと、日本人の私でも、日本が気持ち悪くなる。
終戦後の高度成長期ぐらいに作られた”常識”が、あたかも、江戸時代からの常識であり、国民性であるように思われている
この極端な集団的思い込みは、どうやって形成されたのだろうか?
これも、親の世代よりこの世代のほうが少数であるという、少子化の悪影響なのだろうか……。


他のBlogの反応はこちら。
http://mail2dais.jugem.jp/?eid=3493
http://ameblo.jp/junn-411334/entry-10850430136.html
http://self-growth.seesaa.net/article/197779924.html

松本大が完全な答えを出せなかった”問題”に、きちんと答えを出せる人はどんな形で現れるのだろうか?
そういう優れた人が首相として現れてくれると嬉しいのだが。





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