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会社人間にならないための処方箋:イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [自己啓発]


イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ




サブタイトルに「ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ」とあるように、ビジネスで成功した人が人生を犠牲にしないために書かれた一冊。
ビジネスで成功することがほぼ前提となっているので人を選ぶことには違いないのだが、本書から得られる教訓は非常にためになる。


【目次】 序講 羽があるからと言って…
第1部 幸せなキャリアを歩む
 わたしたちを動かすもの
 計算と幸運のバランス
 口で言っているだけでは戦略にならない
第2部 幸せな関係を築く
 時を刻み続ける時計
 そのミルクシェイクは何のために雇ったのか?
 子どもたちをテセウスの船に乗せる
 経験の学校
 家庭内の見えざる手
第3部 罪人にならない
 この一度だけ…


本書は目次で見ればわかるように、「(非金銭面で)幸せなキャリア」、「幸せな家庭」、「途を踏み外さずに人生をまっとうする」という様に仕事で成功することに加えて幸せになるために必要な条件を、経営学の喩え話によってわかりやすく説明した一冊。

例えば、ホンダが初めて米国に進出するにあたって、当初は大型バイクで米国市場に食い込もうとしていたが、実際に市場に食い込むことに成功したのはオフロードバイクとしてのスーパーカブを通じてであった。仮にホンダが大型バイクにこだわっていたら会社にとって本当の武器となるスーパーカブでの米国進出に失敗していただろう。
個人がキャリアを歩むにあたっても、幸せなキャリアをつかむには偶然の機会を活かすことと計画的にキャリアを構築することのバランスが重要であり、ホンダがスーパーカブに方針転換したように、自分のキャリアの前に突然現れた幸運をつかめるようにしておくことが重要である。

このように、経営学の事例は人生にも活用できる。との信念で、本書は進められている。
一つ一つの話は、経営学の碩学だけあって非常に説得力があるし、語られる内容は人生にとって非常に重要なものだ。
そういった意味では本書は間違いなくオススメできる一冊だ。

ただ、一点だけ注意が必要なのは、本書で語られる「やりがいある仕事」「幸せな家族」「犯罪者にならない」と言った教訓は仕事である程度成功していることが前提になっていることだ。
はじめからスローライフを標榜し、ビジネスでの成功に背を向けている人は本書の教訓を理解できないだろうし、本書を読む意味も無いだろう。
(ビジネスの成功を捨てた上で、家族の絆も危ないと言うのはそもそもの能力が低すぎる)

そういう意味では本書を読んで一番威力を発揮するのは、若手のビジネスマンだろう。

☆☆☆☆☆(☆5つ。満点)

他のBlogの反応はこちら。
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概ね高評価。
ただ、働いた経験のない学生さんにはピンと来ない人も多いかも。






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