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不動産屋がお客に知っておいてほしいこと:不動産と金融のプロが教える 資産価値の高いマンションの選び方・買い方 [投資・マネー]


不動産と金融のプロが教える 資産価値の高いマンションの選び方・買い方

不動産と金融のプロが教える 資産価値の高いマンションの選び方・買い方

  • 作者: 三菱地所レジデンス住まい価値研究会
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2013/11/01
  • メディア: 単行本



この本は、初めてマンションを購入しようと思われている方に役立つ情報を、不動産のプロ、そして金融のプロとしての視点で書きました。

って紹介文が書かれているんだけど、本書は三菱地所レジデンスと三菱UFJ信託銀行が自分たちのお客に向けて書いた本だと思っていい。
もちろん、大手の会社が社名を出して書いているので明らかな嘘はないんだけど、純粋には鵜呑みにできない。

【目次】
第1章 マンションの価値はどう決まる?―経済・社会情勢編
第2章 マンションの価値はどう決まる?―物件編
第3章 マンションはこうしてつくられる
第4章 マンションの基本性能の考え方
第5章 モデルルーム120%活用術
第6章 自分が買える金額を知っておこう
第7章 契約手続きをする前に知っておくべきこと
第8章 管理で差がつく資産価値
第9章 満足度の高いマンション購入 8つの視点


本書の大半は不動産会社の三菱地所レジデンスが書いたと思われる、マンションの価値の話。
目次を見てもわかるように、1章~4章がその部分。また、5章は実際の物件の探し方の部分。
第6章で初めて三菱UFJ信託が書いたと思われるお金の話が出てくる。
第7章以降はおまけで、実際にマンションを買った人向けの内容だ。

中身としては一般論で、業者が書いたにしては良心的。
新築のほうが一般的に値落ちが激しいという話もきちんと書いているし、時期によっては買うこと事態が高値づかみになるということも書かれている。

ただ、市場的な資産価値にこだわることなく、自分の価値を重視することが大切(=リセールバリューが大きく落ちても自分が納得していればOK)とか、年収の5倍は昔の話今は年収の7倍ぐらいが一般的、といったように実際に買う人よりも業者の利益を優先したポジショントークの部分も見られる。

また、本書で書かれているマンションの品質部分についても三菱地所レジデンスの基準を推奨すべきものとして書かれていて、過剰品質かどうかについては検討がされていない。
※私は昔一緒に仕事をしてた大手ゼネコンの社員に、フューザーの耐震偽装マンションが周りの物件から見て半額なら品質的には問題ないので買いというのを聞いたことが有る(3.11の前なので、今だということが違っているかもしれないが)。

世間一般で言われているマンションについての知識を得るのには向いているのだが、やや業者のポジショントークが混じっていることは覚悟しておいた方がいい。
総合的に見るなら、次にエントリを書く予定の「現役・三井不動産グループ社員が書いた! やっぱり「ダメマンション」を買ってはいけない」の方がオススメかな。

☆☆☆(☆三つ)






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