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さっさと解体してしまいたい:税務署の正体 [社会]


税務署の正体 (光文社新書)

税務署の正体 (光文社新書)

  • 作者: 大村 大次郎
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/01/17
  • メディア: 新書



経営者が恐れる二つの役所。
それは税務署と労働基準監督署だ。
その2つの役所のうち、元税務署勤務の筆者が書いた税務署の内幕。
はっきり言って、経営者に嫌われるのがよく分かる内容だ。


【目次】
序章 税務署は“正義の味方”ではない!
第1章 “脱税摘発”というお仕事
第2章 とある調査官の日常
第3章 税務署という謎の組織
第4章 ドラマ「半沢直樹」“黒崎査察官”の正体
第5章 「マルサの女」と「トッカン」の真実
第6章 脱税請負人と税務署員の怪しい関係


税務署の調査官は過少申告=脱税を見つけた時は必ず指摘するが、過大申告=粉飾決算は見なかったことにして税金を取る
出だしで語られるこのエピソードだけでも、税務署のクソ加減がよく分かる。
投資家が損をしようが、銀行の融資が焦げ付こうが税金さえ取れれば全く問題ない。
税金をとったがために黒字の起業が資金繰りで倒産しても全く関係がない。

ノルマの徴税がこなせるかだけを問題とするその姿勢は民間人からすると非常に腹が立つ。

そもそもの問題として、日本の税制は複雑な上にグレーの部分が多く、担当官の裁量が大きいため重箱の隅をつつくような指摘で追徴課税を持って行きやすい環境にある。
その上で、税務署にはノルマが課せられているので、本質からはかけ離れた意味のない徴税が続くことになる。
本書を読めば日本の税の現状に対して絶望しか感じられないし、徴税意識が失われる。

本書の出来自体は非常に良くて、軽く読むことが出来る割に税務署の実態が良くわかる新書らしい良書なのだが、読んでいて非常にいらいらしてしまうのが欠点。
それほどまでに、今の税務署は酷いとしか言いようがない。

☆☆☆★(☆3つ半)

他のBlogの反応はこちら。
http://www.sr-murata.com/book/2014/05/post-4993.html
http://syachou.exblog.jp/22004583/
http://nihon-bunka-center.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-2325.html
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コメント 1

別冊編集人

TBありがとうございます!
by 別冊編集人 (2014-07-23 09:41) 

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