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不動産売買の取扱説明書:住まい買うとき売るとき '13→'14決定版 [投資・マネー]


住まい買うとき売るとき '13→'14決定版 (suumo)

住まい買うとき売るとき '13→'14決定版 (suumo)

  • 作者: 小菊 豊久
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2013/06/21
  • メディア: 単行本



マンションシリーズ。
これを読むと、不動産を買うということがどれだけ大変なことかがよく分かる
年収の何倍もの借金を背負って買物をするのだから、当然といえば当然なんだけど……。

タワーマンション節税! 相続対策は東京の不動産でやりなさい」あたりを読んで、「いっちょ不動産で資産形成してみるか!」なんて思っても、現実は大変な労力が必要であることがよく理解できる。

【目次】
第1章 探し方―「どんな家」を探すか?から不動産会社の選び方まで
第2章 資金計画―予算はどう決める?から銀行ローンの借り方シミュレーションまで
第3章 品質チェック―「品確法」を活用した安心の住まい選び
第4章 マンションの選び方―号室・間取りはどれがいい?「管理を見る」って?
第5章 一戸建ての選び方―工法はどれ?から災害に強い家のチェックポイントまで
第6章 契約―ハンコを押してしまう前に絶対チェックしたい重要事項
第7章 税金・諸費用―安く上げるコツから「名義」の上手な設定法まで
第8章 売り方―せっかくだから高く売る。査定価格の上げ方から仲介会社の選び方まで
第9章 いくらかかる?節約法は?売るときの税金・諸費用


本書で書かれているのは、物理的・法的にマイナスの物件を掴まない方法
タワーマンション節税! 相続対策は東京の不動産でやりなさい」はプラスになる物件を掴む方法に主眼をおいているし、「現役・三井不動産グループ社員が書いた! やっぱり「ダメマンション」を買ってはいけない」は市場的な意味でマイナス物件を掴まないことに主眼が置かれている。

読んでもらえればわかるが、本書のチェックポイントは山のように多い。
本の厚みから見ると大したことないと思いそうなのだが、細かな字でびっちりと書かれているので内容の密度が非常に濃い。読みやすくは有るのだが、全部を消化するには非常に時間が掛かる

だが、本書は特殊なことを言っているのではない
つまり、本来不動産を買うということは、それだけ手間ひまを掛ける必要が有るということなのだ。
明らかな欠陥建築を避けるのは皆がやることなのだが、明らかな欠陥建築というのはコンピュータソフトで言うバグのようなもの。めったに出ることではないし、出たら大きなニュースにもなる。ここまでは皆が注意するのだが、本当に気をつけなくてはいけないのは、コンピュータソフトで言うと仕様通りに実装されているが使い勝手が悪いというレベルの不具合。
WindowsMEやWindowsVistaがユーザから避けられたように、ユーザが避けるべきマンション・戸建てというのは存在する

それを見分けるための様々な観点を提供してくれるのが本書。
不動産マニアの人なら楽しめるだろうし、家を買おうと思ってるなら本書ぐらいは読んだほうがいい。
SUUMO編集部の名前が入っているから御用書籍に見えるのだが、実際のレベルは悪くない。

☆☆☆☆(☆四つ)

他のBlogの反応はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/flats/20140531

エントリは少ないんだけど、不動産を買う人に一冊だけ薦めるなら本書なんだけどね……。
ちなみに、まだ発表されていないマンションの予想価格を割り出す方法なんかも本書で触れられていて、興味としても非常に面白いんだけど。






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