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一般性はどこまであるのか?:How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント [自己啓発]


How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス)  ―私たちの働き方とマネジメント

How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント

  • 作者: エリック・シュミット
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2014/10/09
  • メディア: 単行本



グーグルの幹部が働き方について書いた一冊。
本書では、従来のピラミッド型の組織を否定し、すべての従業員がプロフェッショナルとして責任と自主性を持って働くやり方のほうが成果が上がると主張して、今後はそうした組織が主流になるだろうと論じている。

確かにグーグルの素晴らしい成果を見ればそのとおりなのだが、果たして一般化出来るのだろうか?
これが本書を読んでいる最中・読んだ後、常に考えの中心を占めていた一冊だ。
【目次】
文化―自分たちのスローガンを信じる
戦略―あなたの計画は間違っている
人材―採用は一番大切な仕事
意思決定―「コンセンサス」の本当の意味
コミュニケーション―とびきり高性能のルータになれ
イノベーション―原始スープを生み出せ


本書は、グーグルが急激に成長した理由を「人材」に結びつけて論じた一冊。
グーグルはリーダーのトップダウンではなく、プロフェッショナルとして優秀な人材が大きな裁量を与えられて自分の興味がある仕事をした結果、競争力と成長を手にしたというのが本書の主張だ。

本書で描かれている理想の会社像は、日本では当然異端だし、北米でもシリコンバレー以外だと普通だとは受け取られないだろう。
それほどまでに、従来の「会社」のあり方とは変わっている。

だが、本書で語られるプロフェッショナルに多大な裁量を与えて働かせる企業が成果を出すのはさほど驚くことではなく、本書で書かれている事ができるのであれば、企業の成長は約束されているとも思える。出来るのであれば……

本書で書かれていることを実践するには、トップが何よりも技術に詳しくなくてはいけないし、本物のプロを見抜く目を持っていなければいけない、そして、能力のない社員はどんどん排出して社員の能力について純度を保たねばならない。
非常に難しいことを要求されているのだ。

グーグルはこれをかなりの精度で実践しているわけで、大企業でも実践できることは証明済み。
ただ、今ある企業がこのやり方に変えていくのは非常に難しいだろう。
本書で書かれた手法の優位性が世間にも明らかになったならば、「イノベーションのジレンマ」でも推奨されていたような企業内ベンチャーによる組織のダウンサイジング、新設が進んでいくのかもしれない。

今の時点では決して一般化できない本書の内容だが、働き方の一つのあり方としては非常に有力に思える。プロフェッショナルとはなにか?組織のあるべき姿とはなにか?そんなことを考えながら読んでみると非常に面白い一冊だ

☆☆☆☆★(☆4つ半)

他のBlogの反応はこちら。
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