まともなアイデアをまともに評価させる方法:アイデアのちから [自己啓発]
――素晴らしい企画が、そのまま高い評価を得ることはほとんど無い――
――これは、私が人材育成プラン作成の担当者に任命されたときの話である――
その職場に来てから、初めてメインの担当者に任命されて若かった私は張り切っていた。
幹部説明に向けて説得力のある資料を作ろうとして、22時前後までまで残って資料を作る日が続いた。
今までに実施されていた施策を調べ、
現状でどんな人材が足りないか調べ、
教育で得られる効果とコストを検討し、
どんな質問にも耐えられるように細部まできっちりに詰めた上でパワーポイント10枚ほどの資料を作成し、満足感を持って幹部説明に向かった。
ところが、結果は惨敗。
「何となくピンとこない……」
「レポートとしては悪くないんだけど……」
こんな反応を連発され、結局企画は延期。
自信があっただけに反動は大きく、当時の私は、「この資料で理解できない爺さんは頭が悪い!」と愚痴をこぼしてへこんでいた(お酒が飲める体質ならやけ酒していたと思う)。
ところが、当時の私には明らかに足りなかったものがあり、さらに、作り上げた資料は深刻な罠にはまり込んでいたのだ。
本書を読んだ今では、あのときの私の何が悪かったか、何が足りなかったのかがよくわかる。
上記で私が経験したように、内容的には問題ない、作り込まれた資料・企画を「何となく」却下された経験を持つ人は意外と多いのではないだろうか?
そんな人にこそ本書は読んでみてほしい。続きにも書いたように本書を読めば、理不尽に抵抗されることなく、自分のチカラを会社・取引先に役立てることの出来る方法が身につくはずだ。






