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言いたいことはわかるのだが……:問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門 [その他]


問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門

問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門

  • 作者: 横田 尚哉
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2010/08/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ファンクショナル・アプローチという、問題の本質を考えるという思考法の入門書。
Googleで調べてみた結果、ファンクショナル・アプローチというのはあまり一般的な用語ではなく、筆者が中心に広めているような印象を持った

【目次】

1 タウン編
 1 点字ブロックに見る顧客満足
 2 街のカフェをファンクショナルに考える
 3 ウォークマンが30年以上も売れている理由
 4 生産効率を上げる通勤スタイルを考察する

2 オフィス編
 1 「部長、ハンコください」って何?
 2 社内規程は「誰のため」?
 3 マニュアル地獄の社員たち
 4 ロゴマークにはどんな意味がある?
 5 「ホウレンソウ」は誰のため

3 プライベート編
 1 活用しきれていない家電のファンクション
 2 ファンクショナルではないリビングは要らない
 3 資格取得マニアをタイプ分け
 4 フェイスブックとツイッター
 5 人がスポーツクラブに通う理由

4 パブリック編
 1 不案内な案内図
 2 学校教育と企業内人材開発
 3 道路拡幅工事のジレンマ
 4 河川改修からビジネスのヒントをつかむ


筆者の主張するファンクショナル・アプローチとは、求められているものではなく、機能に着目することで代替案の発想や、スリム化に役立てようとする思考法。
言いたいことはよくわかるし、言っていることはごもっとも。
よくある例えで、「顧客はドリルではなく穴を欲しがっている」と言われるように、ほんとうに必要とされる機能に着目することは、多くの場合有効な発想の転換に結びつくので、非常に有用だ。

ただ、私は、本書に書かれている方法論は疑問に思う。
なぜなら、本書に書かれている方法では、すべての人が同じ結論に辿りつけないからだ。

詳細をここで書くのはNGだろうから書かないが、筆者は必要とされる機能を羅列し、それを段階に分けて分類することで話を薦めている。
だが、その方法だと、最初に思いついた機能を中心に話が進んでしまい、「それが本当に求められている機能なのか?」という検証ができないように思う。

ファンクショナル・アプローチという概念が筆者中心の概念なので、練り込みが足りないのかもしれないが、これを実際に活用しようと思うと、もう一工夫必要であるように思えた。

「機能に着目する」という概念は重要で有用だが、その方法については期待はずれであった。

☆☆(☆2つ)

他のBlogの反応はこちら。
http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/51851648.html
http://kuramae-japan.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-b1fb.html
http://blog.zikokeihatu.com/archives/001582.html
http://simpletask.blog.fc2.com/blog-entry-19.html
http://d.hatena.ne.jp/sakaik_life/20120126/fa
http://d.hatena.ne.jp/kahusu/20111114

意外と評価が高い。
私は正直イマイチだと思ったのだが、入門書で情報が足りないからかもしれない。
ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ」というのがあるらしいので、そっちに手を伸ばしてみるか……。
それとも単に、自己啓発本では勢いのある出版社であるディスカヴァー・トゥエンティワンの本なので、評価が上がっているのだろうか……。






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